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2019年2月 7日 (木)

陽炎(87)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 熊本で行われた物流学会には新幹線を使って参加した。関西空港との路線はなく、新幹線のほうが便利だからである。初めて「さくら」を利用して博多から先に行ったし、熊本の路面電車に乗るのも初めてだった。地方での開催のため研究所の関係は誰もいなかったが、ここの大学の先生は一人OBがいた。

 交通学会のほうは御茶ノ水のN大である。金曜の午前は大学に、午後に伊丹から飛行機で羽田に飛び、モノレールで浜松町に出て研究所に足を運んだ。経済研究部の部長は入社当時の先輩が努めていた。深井も峰岸も都内に外出中である。メンバーはずいぶん入れ替わり、中国出身のスタッフも三人いた。

 交通学会では、震災を踏まえた課題、高齢ドライバーの問題、地方の鉄道、環境と交通が取り上げられていた。地方での高齢ドライバーの問題は公共交通と密接に関わるのだが、免許を返納した高齢者の生活支援をどうするのかが問題だった。福祉タクシーや送迎バスというものの、その費用の問題も検討が必要である。

 帰りは羽田から関西空港に飛んだ。A空輸とコードシェアするようになったSF航空で初めてのフライトである。真っ黒に塗られたA320の機内は黒い革張りシートで少しゆったりした配列だった。膝のそばにはコンセントがあって携帯電話の充電ができるのがグッドジョブである。有名ブランドのコーヒーとブラックチョコの提供も受け、今までで最高の点をつけた。

 空港からは鳳まで快速、普通に乗り換えて戻った。昼間子供たちは秋の市民大会に出ていた。妹は中学一年女子の部で優勝し、兄はベスト4だった。夏の全国予選で妹は団体の先鋒に入って二試合で二勝、兄は団体の副将だったが、三試合で二勝一敗である。個人にも出たが、こちらはあとひとつで府には行けなかった。

 出版会に出すための原稿は秋の間に書き進めた。テレワークと通勤については参考になる論文もあるが、出張旅行となるとデータもないし、まだ研究している人は見当たらなかった。フェイス・トゥ・フェイスで顔を付き合わせることがビジネスでは肝要だが、エアラインというよりはビジネスジェットの領域かもしれないと思った。

 自家用交通となるとデータとして拾うのはかなり困難である。企業の営業での車利用となると高速道路のデータばかりでなく、一般道路も必要で、ここまで来ると手に負えなかった。

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