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2019年1月25日 (金)

陽炎(62)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 秋になるとまず物流学会が行われた。奈良では深井が「シベリアランドブリッジと日本企業」という自由論題を発表し、私がコメンテーターを務めた。サンクトペテルブルク近郊にT自動車やM自動車が進出し、その部品を日本から運ぶというものである。実際には中部から航空機で運ぶのが主流で、コスト引き下げにはシベリア鉄道が最善だが、リードタイムの長さが問題というところである。

 2007年の物流学会は千葉で行うが、その次は私のところでどうかということが正式に要請された。とりあえずは大学に根回しした上で来年に正式決定するという運びである。とりあえず、月曜日に早速、教務部長に相談してみた。それは教室などの施設管理は教務ということになっていたからである。大学としても宣伝効果になるのなら喜んで引き受けるだろうという返事をもらった。

 交通学会は市谷にあるH大学である。土曜日の朝に関西国際空港から飛んで、昼から学会に参加した。ローカル地域の鉄道、自動車と環境、高齢ドライバーの増加と安全対策、外国人観光客をいかに増やすかといったことがトレンドになっていた。統一テーマは環境と交通である。一日目の夜は懇親会で宿は両国にした。二日目の朝は市谷に行く前に小岩の様子を見に行った。駅の近くに24階建てのマンションができているのに驚いた。

 翌年の交通学会が山口県のY大学で行われると決まったが、バーチャル観光の次に何を発表するか考えてはいなかった。場所的にはローカルエリアの観光ということになりそうだが、私のいるところは「都市型」のほうが似合っていた。交通学会の理事選挙もあって私に関西エリアの理事としての票が少し入っていたが、決まったのはD・R・K学院に母校といったところである。

 交通学会と重なっていたのが、長男の試合デビューである。白い剣道着に紺の袴、なぜか真っ赤な胴という出で立ちだが、いずれは妹にという暫定的なものである。堺市の秋の市民大会の小学一・二年の部ということだが、一回戦が二年生の大きな相手と当たって二本の面を取られるというほろ苦いデビューだったと聞いた。

 大学の剣道部は夏の全日本に山田が個人、団体でも出場した。個人は一回千二九州のK体育大学の学生と当たって破れ、団体は北海道の大学に勝利したが、関東の大学に破れた。そして新チームの主将には山田が決まった。彼は昇段審査でも四段を取り、これなら就職活動でもアピールできるかなと思った。ただし、ビジネスに直接とはならないので、資格ではなく特技である。

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