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2019年1月23日 (水)

陽炎(57)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 大学の宣伝ポスターにどんな写真を使うかが検討され、私がその担当になった。風景・乗り物・人物からそれぞれ選んだが、風景はどうも大学の周辺とイメージがほど遠く、乗り物は私の専門とはいっても趣味の色彩が濃すぎると委員会で指摘された。結果、人物で行くことにしたが、どうしてもスポーツへと流れた。

 十一月になって学生の新人戦の中から剣道の写真が数枚、候補として取り上げられた。連写モードで山田が抜き胴を決めたもので、まず互いの剣先が触れた状態、相手が面に出ようとしているのを山田が首をひねり、左肩に竹刀をかついだところ、山田の視線は相手の胴を見据え、相手の背中から山田の竹刀が少しはみ出ているもの、山田が右手だけで走りぬけるところ、最後は山田の背中と振り向いた相手だが、その相手は私の母校の選手だった。

 最後の一枚はもちろん没、最初と四枚目が次にはずれ、二枚目と三枚目が候補に残った。とりあえず大学名と山田が入ったゼッケンがしっかり映っているので、ゼミで本人に了解を求めた。説得は「大学のために協力してください」ということである。彼はどちらの写真でもかまわないという返事だった。最終的に三枚目の写真が、躍動感と瞬間を見事に切り取ったということで選ばれた。

 博士論文を提出したのは十二月で、審査を経て最終面接となるのは年明けである。祭典される立場と採点する立場、とりあえず物流学会の統一論題で報告したものは年報に載るので、次の交通学会向け「バーチャル観光と交通行動の一考察」という研究のほうに力のシフトを進めた。

 私の両親が三泊四日で台湾に旅行することとなって行きは平日だが、帰りは日曜となった。とりあえず帰国の出迎えのため、家族四人で関西国際空港に行った。行きは羽衣経由で、ターミナルビルのレストラン街でランチをした。食べたあと、長男が「うんこ」したいとトイレに行ったら洋式はふさがっていた。「和式で大便する」ということに慣らさないといけないので空いていた「和室」でできるか確かめた。幼稚園でも和式が残っていたのは幸いである。同時に外国人観光客に使い方を説明する表示がいるなと思った。アジアなら問題ないだろうと思うが、欧米は「洋室」が空くのを待つのかもしれなかった。

 博士は審査をパスできた。これでもう少し家族サービスにも力注げるかなというところである。空港の次は大阪城・ユニバーサルスタジオ・奈良の東大寺に興福寺・京都の金閣・銀閣・清水寺と「思い出つくり」をさせていくつもりである。そのためにインターネットで観光施設とアクセスを調べることも増えた。

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