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2018年12月 7日 (金)

青春の影(4)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 最初はゼネコンのO組が相手だった。副将が欠けたため、清二は不戦勝、チームも二回戦に進んだ。次はJ航空で、お揃いのワインレッドの胴に金色の社章が施されていた。先鋒は面抜き胴で一本勝ち、次鋒も胴を取られながらも面抜き胴二本を奪った。中堅は胴一本ずつで引き分けた。清二は焦っているのを見透かして面返し胴で一本勝ちし、三回戦への進出を決めた。

 野村のいるN通航空はN鉄道とゼネコンのK建設を破ったが、E社に敗れた。野村は中堅で一敗二引き分け、負けたのはE社との試合である。四回戦で当たることになっていたのだが、清二たちはN通運が相手だった。先鋒は引き分け、次鋒は小手で一本負けした。中堅は小手で先行したが、逆胴と面を浴びて逆転された。

 清二は深呼吸をすると面と小手・面を織り交ぜた攻撃を組み立てた。開始から一分で小手から胴に切り込んで、胴ありとなったが、そのあとつば競り合いに持ち込まれて引き面を決められた。最後は面に飛んで胴を抜かれた。

 福岡に戻って秋の市民大会にエントリーした。また小学生の試合の審判を勤めて二十台男子に出たのだが、一回戦で前年に対決した空自の人に小手で一本負けとなった。優勝したのはQ社Aチームの胴を着けていた者である。

 本業はといえば、博多・広島の運転が続いた。朝、広島に向かって午後戻る。夜の広島までの運転をして駅で仮眠し、朝戻るというパターンである。新大阪までの運転、これは「のぞみ」「みずほ」「さくら」に使われる700系になるが、基本的には500系と同じ操作だった。博多・新大阪の全線を走るのは年が明けてからということになった。

 勤労感謝の日の北九州での試合は品川が新婚旅行に出ることになって清二が副将に入った。品川は高校の後輩、世良と同じ学年だった女子の副キャプテンと一緒になることになった。彼女は福岡の大学に入って空港に勤務していた。旅先はシンガポールである。

 最初の相手は電力会社だった。これはY高校のあるエリアである。市民大会で対戦した人が中堅に入っていた。前の三人は二勝一敗で回してきた。中堅は味方の一本勝ちである。清二は面一本勝ちで二回戦進出を決めた。また面返し胴を浴びて旗が割れるという状況だった。

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