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2018年12月 7日 (金)

青春の影(3)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 5月には前年と同じく地方実業団に連合チームで出場した。会場は福岡空港の近くの体育区間でジェット機の音がひっきりなしに聞こえた。最初の相手は地元の電力会社のCチームである。清二の相手は大将によるとQ大学のキャプテンだった。大将も同じ大学であ。三十歳を超えていて四段という情報も得た。

 前三人が勝ったので気楽に戦えた。清二は思い切って面勝負をして二本勝ち、二本目は胴に返されて一本だけ旗が向こうに上がっていた。次の試合を待つ間、その相手チームがすぐ近くに道具などを置いていたのに気づいた。対戦した相手には五歳くらいの娘がいてその視線が怖かった(;´Д`A ```

 次の相手は拘置所で、先鋒の貨物機関士は一本負け、次のQ社は引き分けに持ち込んだが、中堅の貨物の選手が二本負けした。清二も小手を取られて一本負け、大将はQ社で、引き分けで終わった。

 Q社の少年剣道大会の手伝いはしたが、八月の五段審査は見送った。品川がチャレンジしたが、実技で散った。とりあえず二月に再チャレンジを期することで一致した。

 九月のグループ大会の予選リーグは通信とE社のCチームとである。通信との戦いは前3人が勝利、清二も面返し胴を二本決めた。E社Cとは二勝一引き分けで回ってきてこちらも面返し胴二本で勝ちを決定させた。

 決勝トーナメントはまずT社のAだった。前の三人が引き分け、清二には少しプレッシャーだが、向こうも同じと割り切った。清二は相手の手元を浮いたのを逃さずに胴を抜き、一本勝ちで大将につないだ。大将も引き分けて、次はQ社Aが相手である。こちらは一勝一敗一引き分け、本数も同じで回ってきた。清二はこの試合も面返し胴一本で大将につないだ。大将は面一本で勝ってチームは決勝に進んだ。

 相手はE社のAだった。先鋒は小手を取られ、面で追いついて小手で突き放された。二人目は小手返し面で一本負け、中堅が面返し胴を打たれて負けが決まった。清二たちは完全に個人のモードとなった。まず清二が面返し胴を取り、次は相手が面返し胴で引き分けた。

 それから一ヶ月後に国土交通大臣杯が行われた。「のぞみ」ではなく航空機利用が許された。A空輸の777に乗って羽田から品川のホテルに、会場は東京武道館である。

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