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2018年11月 9日 (金)

十六歳・七転八倒(8)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 新人戦は十一月の半ばに行われた。団体は白川・広中・杉原・末次・山田という並びになり、清二と村井が補欠だった。スタンバイ要員にまわされたのは少し悔しいが、発奮させるためだと感じた。個人は山田と末次だった。

 会場は車で三十分離れたところの体育館だった。七月のインターハイ予選と同様に土曜日が個人・日曜が団体である。空港に近いため、ジェット機の轟音が頻繁に聞こえた。

 個人は二人とも一回戦で敗北だった。末次はS高校の当たり、小手で一本負け、山田はI高校の中堅と戦って、出小手で先行したものの、つばぜり合いからの引き胴を浴びて追いつかれ、延長では面返し胴に失敗した。

「ちょっと待ってしまったなぁ」

 面を外した山田はそう言って首を振った。

 団体の初戦はA大学での招待試合で苦杯を舐めたH商工と当たった。全員が雪辱を期すつもりで臨んだ。前回敗れた白川は面で先行した。相手は返し胴に来て旗が二対一で割れた。相手はつばぜり合いに持ち込んで引き胴を放ち、折り返しの小手が決まって先鋒戦は引き分けである。

 弘中はし様態試合では小手で一本勝ちした相手と再びあたった。今度は面返し胴を決め手先行したが、小手を取りに行って返し面を浴びて引き分けにされた。中堅に回った杉原は互いに技なしの引き分け、前回は大将に二本取った末次は副将には面一本で敗れた。

 三引き分け一敗と苦しい中で山田は全力で立ち向かった。前回小手で一本負けして、今回も旗が一本だけ上がる面返し胴を二回浴びたが、引き分けという結果である。しかしチームとしては負け。不調なのは清二だけでないが、これからの課題が見える新人戦となった。

 女子は個人で女子キャプテンがベスト8まで行った。もう一人は一回戦突破である。団体は一回戦で三勝二敗、二回戦は本数差である。女子の初心者は翌週に一級審査だった。十二月の半ばには初段から算段までの審査である。一級を取れば商談審査はすぐだった。

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