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2018年11月18日 (日)

青春の旅立ち

タイトルを変えました これまでの話は「文化・芸術」のカテゴリーで

 インターハイ予選の会場は海に面したところである。大きな駐車場、銀色のドーム、コートは四面だった。海岸からは少し高くなっていて沖には自動車運搬船が浮かんでいた。個人は清二と野村、団体は岩本・白川・山形・野村・清二、スタンバイが亀井と村井である。弘中がどちらにも入れなかったのは彼には不本意な高校剣道の幕引きとなった。

 まず個人戦が行われ、野村はU高校の選手を面抜き胴と小手抜き面で破った。次にあたったH商工の者に対しては合い面で先行され、攻め込んでの胴でタイに最後は出小手を浴びて終わった。

 清二はまずB高校の相手に出小手と面抜き胴、N学園の選手には面をとられたものの、小手二本で勝ち、ベスト8をかけた戦いでも小手を取られながらも面と面返し胴で勝ち抜いた。地方大会への勝負はI高校の大将と新人戦に引き続いての対決である。今度は小手返し面で一本負けだった。

 団体はまずH高校である。岩本が面一本、白川が出小手と面返し胴、山県は面一本、とらに野村は面返し胴と小手抜き面を奪い、清二も出小手と面返し胴で締めた。次のB高校も同じオーダーで先方は面と小手、次が面返し胴と出鼻面、山県が面と小手、野村は面抜き胴二本で清二が面二本とパーフェクトゲームである。

 ベスト8に立ちはだかったのがまたしてもI高校、オーダーはそのままだった。先鋒引き分け、白川が面で先行したものの、面と小手で逆転負け、中堅引き分け、野村が小手を取られたものの、小手から胴への変化で追いつき、最後は合い面で負けた。清二は個人のリベンジを諮ったが引き分け、引退が決まった。

 新しいチームは世良がキャプテンで、副キャプテンが山県、幹事は亀井になった。清二は夏休みの間、警察官の一次試験やJRの学科試験の対策に没頭した。素振りのほうは晋一と同じように39の竹刀を使うようにしたし、小太刀のほうもあわせたりした。晋一の四段兆戦は年明けの二月から可能だが、一年のブランクを考えて八月に延ばすことも考えていた。

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