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2018年11月17日 (土)

十七歳・五里霧中(7)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 春の市民大会は十代男子にY高校13人、商工11人、大学10人、電力1人、刑務官1人がエントリーして36人のヤマとなった。一試合多い組み合わせには一年生の杉山と村松が入れられた。杉山は敗退、村松は引き胴と出小手を決めて次に進んだ。二十代にエントリーした副顧問は大学生に一回戦で敗れた。

 晋一と岩本が五番目の試合となった。岩本は面体当たりからの引き胴を取ると面で取替えうとした胴を抜いてストレート勝ち、一分とかからなかった。野村は面で先行して引き小手を取られたが、最後は面返し胴を決めた。世良は大学生と戦って面で一本負けだった。弘中は刑務官と戦い、小手一本で勝利を納めた。

 二十代に出ていた副顧問も初戦で大学生に敗れた。山県が商工の選手に対して面と小手を決めてストレート勝ちし、ようやく上段が様になってきたなと感じた。品川は赤崎に会い面勝負で先行詞、引き胴で追いつかれたものの、面返し胴で突き放した。村松の二戦目は小手で先手を取り、面に来るのを見計らって胴を抜いた。

 清二の相手は電力社員である。まず面勝負で清二が先行した。旗は三本とも清二のほうに上がっていた。そのまま一気に面二本で決めようとしたら胴に返された。攻め急いだなと清二は反省した。最後は小手を狙われて合い小手・面に行き、面ありとなった。

 亀井の相手は商工の三年生である。彼も力はつけてきたが、勝てるかどうかは五分五分だった。立ち上がりに面返し胴を取られたが、試合の中盤に小手から胴への技で追いついた。相手の胴は亀井のワイドなボディの肉は切ったが、亀井の切り込みは相手の細い胴を両断したなと品川がつぶやいた。最後は出小手で亀井が勝った。

 青木は小手を取られたものの、面二本で勝ち抜いた。村井は面で一本負け、白川は面と小手でストレート勝ちだった。

 三十歳以上の部では赤崎の父が一回戦で敗れていた。Y高校の卒業生で二段まで取り、去年からまた再開したそうである。とりあえず市民大会の試合に出て、年末には三段を目指すというところだった。二十五年ぶりの再開で当初は頭は高校生、体はオジサンだったが、それなりに落ち着いた動きに慣れるようになった、とはいえ三十歳になったばかりの相手にはスピードの差が大きかった。

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