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2018年11月30日 (金)

青春の彷徨(10)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 11月になってY・I駅を指導運転士の監督下で訓練運転が始まった。こちらは少し距離が長くて片道一時間四十分のコースである。海岸線を走る区間が長いが、絶景を味わうような状況ではもちろんなかった。信号、カープ、踏切の位置を頭に叩き込み、各駅の特徴も体で覚えた。

 勤労感謝の日には北九州での試合に参加した。初戦は電力会社のBチーム、先鋒引き分け、清二は面一本勝ちで後ろにつないだ。中堅が一本負け、副将と大将が引き分けて代表戦である。大将が小手を決めて二回戦に進むことができた。二回戦は何かのサークルのような団体である。先鋒が負けてプレッシャーがあったが、逆胴を炸裂させて一本勝ちした。中堅引き分け、副将が面一本で勝ち、大将引き分けで三回戦である。

 相手は日本武道館での実業団大会でベスト8に入ったN銀行のAチームだった。大学で学生選手権に出たツワモノ揃いで、先鋒は小手を二本奪われ、清二も面返し胴の失敗と出小手、あとの三人も二本負けというパーフェクトゲームをされてしまった。

 年が明けると野村が四段に合格して東京に勤務することになった。清二は部内試合で引き続きAチームの次鋒、支社チームでは中堅に入ることが決まった。ゴールデンウィーク明けには地方での実業団大会が催された。

 初戦はO市役所、平均年齢は少し高めのチームである。先鋒は面二本、清二も面と小手でストレート勝ち、中堅が一本勝ちでチームは二回戦に次は電力会社のBチームでこちらの平均年齢も高かった。先鋒が面一本、清二は面を二本決めて勝ち、中堅で勝負がついた。しかし、また立ちはだかったのは刑務所である。岩本のいるところではないが、上位は大体刑務所だった。先鋒が小手で一本負け、清二は逆胴を放ったが、有効にならずに面を食らった。中堅も面二本を奪われてここで終了である。

 春の市民大会は岩本に杉山だけがY高校時代からのライバルだった。品川は九州の新幹線基地に配属になったと聞いた。清二は初戦で杉山とあたり、面抜き胴一本で退けた。決勝まで進んで岩本とあたり、小手をやられた。

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