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2018年11月30日 (金)

青春の彷徨(9)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 T社Bとの戦いは先鋒が一本勝ち、清二は互いに有効なしの引き分けである。中堅が二本勝ちして副将と大将は引き分けた。貨物との戦いは先鋒が面と小手でストレート勝ち、清二は手こずりながらも小手一本で勝つと中堅が面二本、副将胴一本、大将も面二本で勝ち抜いた。T社Bとは取った本数の差で決勝トーナメントに進むことができた。

 トーナメントの相手はE社のAチーム、グループ大会や国土交通大臣杯で優勝経験のある強豪である。お揃いの緑色の胴を着けた五人は全中やインターハイ出た選手ばかりである。先鋒は面で一本負けした。清二の相手は守りに入っている感があった。そこに漬け込んで攻め崩して空いた逆胴に切り込んでみたら有効になった。相手が面で取り返しにきたのを胴に返した。左右をVの字に切ったのは初めてである。一時的に逆転はしたものの、中堅・副将・大将が敗れた。

 国土交通大臣杯もチームは二回戦で敗退した。清二自身はチームの足は引っ張らずにいけた。最初はS建設が相手で、先鋒が引き分け、清二は小手で一本勝ち、中堅引き分けで副将が面と胴で勝ち、大将は負けた。次はN通運で何度も優勝しているところだった。 先鋒は面で一本負けした。清二は小手を取ったものの、面返し胴で引き分けにされた。中堅と副将が破れ、大将は意地で一本勝ちした。

 秋の市民大会には二十代に品川・清二・野村・岩本がエントリーした。品川も清二と同じ会社に入ることとなった。野村はN通運のグループであるN通航空に内定していた。十台には杉山、そしてY大学に入ったものの、剣道を続けるか迷っていた井上が入っていた。十代の二人は高校生の勢いに負けてしまった。岩本と品川が初戦であたり、岩本が面二本を取った。

 清二もいきなり野村とあたった。小手を面に返して先制したが、面返し胴のタイミングが送れて追いつかれ、最後は小手から胴への変化に沈んだ。岩本と野村は決勝まで進んだ。先輩・後輩対決は延長までもつれたが、最後は面に行こうとした岩本の胴を野村が抜いて決着した。気迫が上回っていたのだが、野村には二月に学生締めくくりとしての四段審査があった。

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