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2018年11月26日 (月)

青春の彷徨(2)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 春の市民大会は土曜朝からの二十四時間勤務明けだった。清二も野村も十代最後の試合である。会場に着いたときには小学生の試合から中学生に移ったところである。指導者の端くれで「先生」と呼ばれている手前、小三と小五の部では優勝者が出ているとなると無様な試合は出来なかった。中学一年でも道場に来ているN学園の者が優勝した。

 40人がエントリーして清二の初戦は商工のキャプテン、野村は岩本が相手である。母校の一年男子は三人だった。推薦で桂、山形の弟、田中である。山形の弟は中段で戦い、Y大学の学生と一番最初の試合で戦い、胴を抜かれたものの、面と小手で逆転した。

 清二は延長までもつれ、胴を抜こうとした小手を打たれて敗北した。野村は試合中盤に岩本にそれをやられて一本負けである。結局優勝したのは岩本だった。二十代に出ていた晋一と品川も一回戦で敗退だった。

 夏は猛暑で夜の稽古が幸いだった。九月になるとJRグループの大会である。国土交通大臣杯争奪もあるが一チームしか出られなかったが、グループ大会で清二のところは三チーム、多いところは六チームがエントリーしていた。

 こちらは三チームのリーグを経て決勝トーナメントだった。三つの中で進めるのはひとつだけである。T社のAと貨物が清二たちBチームの相手である。今年の主催はT社、会場には新幹線と地下鉄でアクセスした。

 T社のAチームはコーポレートカラーのオレンジの胴を着けていた。清二は面体当たり引き胴を二回浴びせたが、旗は上がらなかった。面に誘って胴というのはのってこなかった。逆に相手がそうしようとした小手を打つと旗が上がって一本勝ちした。そのあとは四人全員が敗北だった。

 貨物に対しては清二が面返し胴を二本奪った。次峰は引き分け、中堅と副将が勝って、大将は敗れた。T社は貨物を五対〇で破り、清二たちのトーナメント進出はならなかった。

 Cチームは北海道と通信会社のヤマで勝ち残り、Aチームは首都圏のE社のDチーム、九州のBチームとの戦いに競り勝った。CチームはE社のAチームに五対〇で破れ、Aチームは九州のAチームに三対二で敗北した。

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