下り坂(176)
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{まず資料1をご覧ください。当グループの保有機材の推移を表しております。1990年代は747を筆頭にしてトライスター、767、737、A320という構成になっておりました。2000年代になりますと、トライスターは777、A320は737へ置き換えられ、747の777への切り替えもスタートしております。これに伴い、パイロットおよび整備士のキャリア形成も737に始まって777へというようにシフトいたしました」
「737に関しましては旧世代、新世代と別れており、A空輸では新世代、グループ各社では新世代となっております。今後、A空輸からS航空に移管する737は新世代でありまして、パイロットおよび整備士の処遇につきましてはリースという形になることが決まっております。なお、MRJにつきましては、737と同様にリースという方向であります」
会場からの質問は「380のスタッフ」「S航空との人材交流」が飛んできた。380に関してはA空輸以外はノータッチであるが、S航空との人事交流については、整備士の一部に経験をつませるという目的で既に開始したことを述べた。
海洋大学の准教授が紹介された。海洋大学から大学院、海運経済や物流学会に籍をおいているそうである。中国のエアラインのアフリカネットワークは予想以上のスピードで拡大し、エジプト・ケニア・エチオピア・タンザニア・南アフリカ・コンゴ・ナイジェリア・ガーナという具合に広がっていた。上海がベースになっていて、ここからエアバスの330で飛んでいた。
こちらへの質問は哲也の発表よりも遥かに多かった。それだけ中国の動きには敏感なんだなと哲也は思った。南アフリカもガーナも金やダイヤモンドが採れる国であり、チャイナパワーを封じ込めるにはこのラインを封鎖しなければないないということはインターネットでも盛んに言われていた。
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