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2016年5月 1日 (日)

Our generation(54)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

「いつ始めさせるかなぁ」

 ヒロが呟くと妻は「次の勤務地でしょ」と応じた。三年おきのローテーションは九州各地になる人もいれば、福岡市周辺となるケースもあって様々だった。東京となると単身赴任というケースも多かった。ヒロはセブンシスターズ出身なので可能性ゼロとは言えなかった。東京事務所といっても課長クラスが一人、東日本会社に間借りである。昔は国鉄本社だったビルなので丸の内だが、東日本の本社は新宿だった。

「まぁ小学校に入ってとなるかな」

「じゃあ、次の次」 

 アリーナは立ち入り禁止だが、観覧席に上がるのもきつかった。中から聞こえる竹刀の音、胴にヒットした甲高い音、床を踏み鳴らす音、掛け声、どれもこれも懐かしいサウンドである。ただ・・・剣道着に染み込んだ汗の匂いは不快だった。

外に出ると新幹線が通り過ぎた。開業一番列車は満席になったものの、その後の乗車率は五割弱、ゴールデンウィークでも余裕がある状態である。やはり六両でもよかっただろ・・・という批判がおきはじめていた。

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