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2016年4月30日 (土)

Our generation(53)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 長崎新幹線に回された西日本の八両編成の700系はグレーの車体にオレンジの帯が窓の下についていたが、九州への転籍に伴って白い車体に窓の部分に赤いラインに塗り替えられた。昔の0系の青が赤になったというイメージである。指定席の横四列も引き継がれたが、二人用や四人用の個室は授乳室として一つだけ残して横四列の座席にされた。八両のうち長崎寄りの三両が指定席で、後ろが自由席であ。これは「かもめ」でも同じだが、七両編成から八両にして乗車率がどうなるのかが気がかりだった。

 新幹線は一時間に二本のダイヤである。長崎駅のホームは新幹線用と在来線用の一本ずつ、ホームの両側に発着する形だった。新幹線は片側だけの運用である。そして在来線は諫早・肥前山口の第三セクターに乗り入れる電車と大村線を走る快速「シーサイドライナー」などのディーゼルカーが発着した。第三セクター鉄道のディーゼル化という案は政治的な力学が働いて電車のままということになり、諫早で止めるということも認められなかった。車両は二両編成の電車が譲渡される形で乗務員や車掌も車両とセットで転籍になった。

 佐世保に向かう「シーサイドライナー」の車両も変化なしである。これを運転した同期は船舶事業部の次は折尾駅の副益鳥となった。若松までの電化されていない区間は全て筑豊の電気で充電する車両に切り替えられた。鹿児島本線のホームを改装する工事も完了した。

 新幹線開業が落ち着いて非番になった日、ヒロは県の武道館に足を向けた。武道館は浦上駅の北、平和公園の近くにあり、スタジアムなどと並んだ「スポーツエリア」となっていた。ここで剣道連盟の稽古があると知っていたが、赴任してからまだ一度も足を向けたことがなかった。妻とベビーカーに乗せた子供をつれて路面電車に乗るときはヒロが抱きかかえて乗った。

 武道館の入り口には「県高校総体予選」という張り紙があって剣道着に垂れと胴まで着けた選手が行きかっていた。ゼッケンを見ると連合チームなのか学校名の部分に地名を入れたものが散見された。ベビーカーに載せられた長男は様々なカラーの胴を見つめているような感じだった。

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