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2016年3月25日 (金)

日比谷百景(20)

これは2018年 未来ということで・・・

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 梅雨の合間の激しい日差しが降り注いでいる。年に一度の支社長会議に出るために私はJ航空の737で羽田に飛ぶところだった。座席は「1A」で普通席は通路をはさんで三人ずつ並ぶのに対し、この席は左二列、右参列と少しゆったりしていた。A空輸のプレミアムシートに比べると1000円高いだけというお得なシートである。

 株主総会の跡に支社長が集まる会議は七月の販売協会月間に向けての進発会という側面もあった。一年おきに関東・関西で行われ、前年は大阪空港からモノレール一本の戦利研修センターで行われた。社用で飛行機を使う出張は五回目だが、いずれもJ航空である。私用ではA空輸だが、福岡の実家はJ航空のプロペラで飛んだ。

 飛行機は山側に向かって離陸した。市街地があっという間に遠ざかり、窓の下は四国山地の緑に変わった。緩やかな左旋回をしたあたりで、テーブルを引き出してサンドイッチを置いた。会議は午後二時からでランチは機内で済ませるつもりである。ドリンクのサービスはオレンジジュースを選んだ。

 徳島の街が窓の下を通り過ぎると 海を隔てて和歌山、産地の向こうには大阪湾が横たわり、関西空港の姿も目に入った。紀伊山地を抜けるあたりでサンドイッチを食べ終えた。三河湾を通り過ぎると前方にチョコレートムースのような富士の姿が現れた。ちょうど横に来たあたりから降下が始まった。 

 大島の上を通り過ぎると左に旋回して房総半島を北上した。眼科に点在するゴルフ場はさんご礁に食いつく鬼ひとでのようにグロテスクである。アクアラインがよん見えるので、着陸は南向きだろうと思った。ディズニーランドの沖から二年後のオリンピック会場となるエリアの上を飛んで、羽田へとアプローチした。

 到着ロビーを出ると横浜駅西口行きのバス停に行った。K急行電鉄に乗るのに比べると少し時間はかかるものの、乗り換えがなく、確実に座れるのが魅力だった。心配なのは渋滞だけだが、スムーズに走ってダイヤどおりに横浜駅に着いた。ここからは横須賀線で東戸塚である。

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