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2014年6月18日 (水)

明日君は陽だまりの中で(37)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 十月に行われた市民大会は個人のみだが、N中は一・二位を独占、N高校も英樹が準優勝だった。英樹の最後の相手は商業高校の者で、小手一本に泣いた。小手から胴に変化したところを手首に一撃されたのである。

 中学・高校ともに試合用の胴が使われた。中学もワインカラーに金色の校章だった。同士討ちになって胴を打ったというケースもあった。英樹も高岡と福原が着けた試合用を打って勝ち進んだ。

 十一月になって新人戦が行われた。これも試験休み直前である。会場は前年と同じ場所だった。編成は先鋒が福原、次鋒は杉田、中堅が藤崎で、副将には高岡、大将は英樹である。スタンバイ要員は二人とも一年生だった。

 十六チームによるトーナメントで上位三校が県大会に進むことができた。最初の相手はT農林だった。互いに礼をしてから福原が進み出た。彼は最初の一分で面二本を決めて戻ってきた。

 杉田は出小手で先行されたものの、鍔競り合いからの引き胴で追いつき、終了間際に面を打ってきた相手に返し胴を浴びせた。藤崎は落ち着いた試合運びで、開始直後と試合中盤に相手の面を胴に抜いてチームの勝利を確定した。

 副将戦は互いに有効打のないまま終了した。英樹は相手の出方をじっくり観察しながら鍔競り合いになったところで引き面と見せて引き胴を放った。間合いをサッと切る事もできたので有効になり、この一本で終了した。

 T川の山田が大将として出ているので英樹はさりげなく観察した。ここの初戦はN方である。先鋒引き分け、次鋒はT川が小手一本勝ち、中堅は面一本ずつの引き分け、副将はN方が面一本勝ち、大将は山田が面と小手を決めて次に進んだ。

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