« これも | トップページ | 小倉駅に »

2014年6月 6日 (金)

明日君は陽だまりの中で(2)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 英樹は寮の部屋に戻ると紺の生地にボタンが七つの制服に着替えた。これは海軍の予科練のデザインと同じである。校舎に入るとなぜか上下白の作業着のような服に着替えた。寮と校舎の間しか着ない不思議な制服である。廊下には白の服や体操服を置くロッカーがあってそこで着替える形だった。

 どこで大便をするかは毎日の問題だった。中学のときから寮か学校かという選択で、学校に着いてからやる場合は、校内服のズボンを持ってトイレに入った。N高の寮は各階に「個室」は四つ、校舎は六つである。それから寝ている間に粘液で下着を汚さないようにするためには、大便と合わせて搾り出すことをみんなやっていた。

 トイレに入ると六つのうち四つが使用中だった。仕切りの下には五センチほどの隙間があって後ろから前をこっそり覗いているのではないかというのは中学のときも同じだった。誰がどんな便が出したかを話している者もいたりしてそれは上履きの名前でわかるはずである。

 便器にしゃがむと太い便が肛門を滑り落ちる感触が心地よかった。直径が四センチはあるものがU字形になって伸ばせば四十センチはいきそうな感じである。紙はほとんど汚れなかった。英樹はしゃがんだまま紺の上着の内ポケットに隠していた幼い女の子の水着姿の写真を取り出した。

 そのまま起ち上がった状態を維持して金隠しの中に収まるようにして搾り出した。切り返しを一呼吸でやったように息があがったのを落ち着かせると紺のズボンは金具にかけたままにして白ズボンを履いた。

 隣の個室から出てきた者も下の着替えをしていたようだった。こちらは上を先に白にしていた。

 

|

« これも | トップページ | 小倉駅に »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 明日君は陽だまりの中で(2):

« これも | トップページ | 小倉駅に »