何となく 何とでも〔46〕
前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m
飲み放題ということで、まずビール、そしてチューハイ、おつまみは唐揚げにフライドポテト、ピザという具合である。
「先生、結婚が決まったというのは本当ですか」
「まだ最後の詰めがあってねぇ」
先方の両親には十一月の末には挨拶した。あとは自分の両親にも紹介をしておくということだった。それはセンター試験の次の週あたりというつもりである。今度のセンター試験は室内で監督と決められた。
「うちのOGと聞きましたが」
「まぁそんなところで」
九州に永住することになるかもしれないという覚悟は決めた。あとは両親がどのように感じるかである。運輸省に勤めていた父は九州勤務はなかったが、出張で福岡を訪れたことは何度もあった。母のほうは関東しか知らないので九州の嫁でどう反応するかが気がかりだった。
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