何となく 何とでも〔30〕
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一時間ごとの交代はまるでバッキンガムの衛兵みたいだなと言いながら正門に向かった。この時間には外国語が終わるはずである。午後は国語と社会で、理系の難関でない大学を受けるものは退出すると聞いた。二日目は文系で難関でないところを受けるものは来る必要がなかった。
次の交代時間は昼食で、出された弁当は一食千円くらいはするものである。指定校推薦入試のときは五百円くらいの仕出し弁当だったので、やはりセンター試験は違うなと思った。教室担当のほうはそれぞれで固まって「トイレに行った受験生がなかなか出てこなかった」というようなことを話していた。
一日目の試験が終わると研究室で過ごした。学会の論文のほうは何とか片付いて次に手がけているのは学内の論集である。ほかには金融関係の雑誌に寄稿するものもあった。二月に入ると大学の一般入試も行われた。今年は地方会場に行くことはなく大学でということになった。
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