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2014年2月22日 (土)

何となく 何とでも〔21〕

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 品川で乗り換えた大宮行きの京浜東北は乗り換え客の間隙を縫って座ることができた。午前中に「九十分の立ち仕事」をしただけに一駅でも長く座れるのは有難かった。田町・浜松町・新橋と止まり、少しずつ車内は立っている客でいっぱいになった。

 浦和に着いて駅から東に歩いて十分の場所に私の実家はあった。父はまだ帰宅しておらず、母と二人での夕食になった。弟が結婚することになって式を十月に挙げるということを聞かされた。私を差し置いて先にというのは気がひけるというのは何とも嫌味に聞こえたが、とにかく懸案が片付いたのは目出度いということになった。

 弟がT大工学部から国土交通省に入ってまだ三年目だが、どこでどのようにして捕まえたのか、それとも捕まってしまったのか、経緯は全く聞いていなかった。とにかく私のほうも何とかしないといけないねという結論である。

 土曜日は市ヶ谷のH大学で学会の関東部会に出た。もはや首都圏の大学に入り込む余地はなく、今の職場にしがみつくより他に道はないぞという忠告を受けた。

「英語論文で国外の大学ということも視野に入れるのがいいかもしれない」

「国外ですかぁ。アメリカやイギリスじゃないんでしょ」

「シンガポールやマレーシア、インドネシアというあたりかな」

「中国はどうなんでしょ」

「あの国は北京五輪と上海万博が終わると態度でかくなりそうだな」

 

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