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2014年2月13日 (木)

Our generation〔24〕

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 ヒロがQ大で剣道部に入らなかったという騒動が一段落して六・七段の方々は箸を竹刀に見立てた剣道談義に入った。ヒロは社会人のOBに就職活動に関するアドバイスを受けに行った。一人はN大工学部を出てC電力、もう一人はW商学部から損保である。

「それでどんな業界にエントリーしているの」

「運輸関係が中心です」

「電力は?」

「どちらかというと理系向けになっているような・・・」

「これからビジネススタイルがどうなるか分からないねぇ。保険は?」

「それもエントリーしてみました」

「国内市場はどんな業界も限界があるから海外に目を向けているよ」

「語学は何を選んだんだ」

「英語と中国語です」

「中国かぁ。どうも微妙だなぁ」

 伊都にいたときはロシア語を取っている者同士が固まっているのを見たことがあった。学部は様々で一種のサークルといった雰囲気である。文学部もいれば、航空工学というのもいた。ソユーズに乗り込んだ若田先輩に続けというようなノリで選んだのかもしれないとヒロは思った。

「大学で剣道をやらなかったというのは・・・まぁその代わりに同情でやったんだって」

「指導員の助手みたいにやっていたというのはどうなんでしょ。あっ、四段は合格できました」

「まぁ、採用担当との相性になるのかもしれないね。でも経験者ということで」

 午後八時にお開きとなった。その先も飲み続けるグループもあればユーターンのために帰る人もあり、ヒロは戻るグループにもぐりこんで地下鉄の階段を降りた。

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