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2014年2月11日 (火)

Our generation〔22〕

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 ヒロが面を着けていると「お願いします」とやって来たのが、二年下だった者である。彼はN崎大のゼッケンである。学部はと聞くと医学部と答えた。最初に互いに切り返しをして、地稽古である。最初はヒロが面返し胴を取った。そのあとは互いに小手や面、最後に一本でヒロは相手の引き胴を認めた。

 次も二年下だった者でF教育大のゼッケンである。アグレッシブな攻防でヒロは出小手と抜き胴を入れたが、面を打っていって面を取られたのは少しショックである。最後は小手を取られて終わりにした。それから一年下でY大のゼッケン、彼は経済学部だった。やはり最初は面に来たのを胴に返し、最後はヒロが小手抜き面で終わりにした。

 女子部員は年配のOBというのが不文律になっていて、若手のほうには男子が次々に並んだ。キャプテン、一年生と五・六人が来て、ヒロはやはり面に対して胴技、一人には逆胴も浴びせた。最後の一本は打って出たところの小手、一人だけ引き胴を取られるという形だった。例年、一時間で初稽古は終わりだった。ヒロは一年上のR大のゼッケンを着けた先輩に呼び止められた。

 面返し胴をするのは失礼と、自分からいろいろと仕掛けて行った。面返し胴を一本浴び、体当たりからの引き胴を返した。勝負が続いているなかで、「やめ」の号令がかけられた。それで互いに切り返しをやって終了した。後ろにいた中学生も互いに切り返しをやって下座に移った。

 OB会長はF大学の先生で、続いて元顧問で現在はQ大学の師範をしている先生も新年の挨拶をした。新年会は近くの料理屋ということで一度家に戻ることになった。何人か道具を置いて冬休みが終わるまで稽古に来るという者もいたが、ヒロは辞退した。

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