« 地下に | トップページ | 体育館の »

2014年1月 4日 (土)

下り坂〔156〕

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 福岡空港と小倉の移動はJR在来線の特急である。秋には豪華寝台列車をデビューさせてJRグループの中では一番勢いを感じた。その列車は博多を基点に九州各地を回るが、小倉には来なかった。製造されたのは小倉の工場でそれだけのようだった。

 東京オリンピックが決まって哲也はそれまでは東京で過ごしたいと思った。しかし、宴のあとにどうなるのかは何とも言えなかった。また震災が起きたら再起不能になるかもしれない予感がした。

 福岡空港のターミナルビルで夕食をした。翌朝の朝食は家に置いた非常食で賞味期限が迫ったカロリーメイトとペットボトルの水で済ますつもりである。帰り着くのは午前零時過ぎの見込みだった。

 新幹線ストップのあおりで272便は満席になった。哲也の席は二階の右窓側である。夜だから何も見えないし、747はやはり二階席が特徴だった。いつもと同じようにシートベルトを締めるとイヤホーンのチャンネルをミュージックに合わせた。

 羽田からK急行で品川に出た。そして山手線に乗り換えて原宿、そこからはいつもの通勤ルートである。豪徳寺に着いたのは午前零時過ぎになっていた。自宅のドアを開けると建材の匂いが鼻を突いた。

 年賀状は自分から出していないもので来たのはなかった。形式的な、ただ日本郵便の営業に協力しているだけのつまらない習慣と思っていた。子供の写真を入れていた者も大きくなってしまうと入れなくなっていた。

 

どうもテンションが・・・ 次は夏になるかなぁ そして次の作品を明日から 

|

« 地下に | トップページ | 体育館の »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 下り坂〔156〕:

« 地下に | トップページ | 体育館の »