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2014年1月16日 (木)

死して朽ちず〔10〕

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 記者の一人がH市にある福祉系大学の経営悪化について質問した。この大学は十五年前に短大から四年制大学に切り替えたが、学生が集まらずに破綻し、再び厳しい経営になっていた。

「localな場所にあるワンアウト  collegeなのに universityを名乗っているツーアウト  internationalという文字が入っている スリーアウトチェンジ が大学選びの基本」とまで言われていたが そこは正に合致していた。

「なかなか厳しいと感じております。教育への情熱はあっても、どうしても松下村塾より明倫館というのが日本の現実ではないかと思います」

「そのぉ、やはり七帝クラスまでが大学でそれ以下は専門学校と解釈してもいいのでしょうか」

 記者は知事から失言を引き出そうとしていたが、その挑発には乗らなかった。

「法律もパンのための学問と言われますが、やはり哲学とか歴史のような学問を探求するよりも医学や技術、経営のように実践的な知識を身につけるということが重要ではないかと思います。地方にいても高度な教育を受けるのはインターネットによって可能になったのではないかと思います」

 H市の大学がそこの出身の山田顕義が設立したN大学の傘下に入るべきではないかという話も聞いたが、彼はそこまでは知らないそぶりである。

「観光とか陶芸、果てはゴルフまでやろうとしてうまく行かなかった大学ですが、跡地利用となるとどのような」

「それはH市と話し合った上でとなると思います」

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