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2014年1月22日 (水)

Our generation〔10〕

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 ランチタイムは少し長めに取ることができた。2限終了が十五分早まったからである。ヒロはゼミ仲間と食堂に向かった。講義棟を出ると福岡空港に着陸する777が轟音をたてて通り過ぎた。タイヤが四本組なのが767で、六本は777が見分け方と言う者がいたが、校舎をかすめるほどの高度では違いは一目瞭然だった。

 日替わりはジンギスカンなのでこれにした。座席に着くと話題は法律のことである。五月にノートルダム寺院で右翼系の作家が同性結婚を認める法律が成立したことに抗議して自殺したということから始まった。

「俺は気持ちわかるなぁ。だって磁石でN極同士、S極同士つけることはできないでしょ。同性結婚を認めなくても憲法二十四条違反にはならないと思う」

「人間の法律で違反じゃなくても自然の法律に違反しているもんね。それに際限なく性的マイノリティを認めたらロリコンの問題が出るじゃん」

「そうそう。剣道日本一になった警察官が逮捕されたよねぇ。でも剣道をやっていようがいまいが、ロリコンになる奴はなる」

「でも女子高生が児童っていうのは社会通念上変かもね」

 ヒロはネットで見た書き込みを思い出した。

裁判官 学校教育法上の児童とこの法律の定義には乖離があり、憲法に違反します よって無罪

被告&弁護士 \^▽^/ \^○^/

検察官 ロ・ロリコンの味方をするとは・・・この裁判官 頭おかしいです 弾劾裁判を求めます

「でも、ロリコンを死刑にするという法律ができたら、この法律に反対する奴はロリコン、反対する貴方はロリコンと思われたいのかな。と最強の論理で攻められるよね」

「うん、ロリコンと思われたくない奴が必死で賛成に回る。ハイ、ここにも」

 そうして昼休みはあっという間に終わった。

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