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2014年1月 9日 (木)

Our generation〔5〕

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 ゼミが終わるとヒロは地下鉄の箱崎Q大前に行った。地下鉄の起点は貝塚だが、この駅は西鉄電車と向かい合わせになった改札が一箇所あるだけである。キャンパスからは一番遠い側になっていて比較的近い武道館も300mは歩かなければならなかった。地下鉄の車両は六両編成で一両が20mだから天神寄りにも改札があればもっと便利である。これも大学で剣道部に入らないという理由になった。

 ガラガラの状態で到着電車は座席が埋まった状態で発車した。箱崎宮・馬出Q大病院・千代県庁口と止まって中洲川端は地下二階である。ここ止まりの電車は地下三階の空港線ホームに降りなければならなかった。せっかく座っても空港線は箱崎線よりも混んでいた。もっとも天神では乗り降りが激しいのでチャンスは多かった。

 電車は西新止まりである。ここはヒロの母校のS高校の他、S学院が小学校から大学まであり、文教地区となっていた。市営地下鉄の電車は姪浜または筑肥線の筑前深江まで、JRの電車は姪浜からすべて福岡空港まで乗り入れた。やってきたのは西唐津行きのJR車両でドアが真っ赤に塗られていた。

 室見までは地下で姪浜駅は高架になっていた。駅から北に六百メートルほど行ったところがヒロの育った愛宕浜という街である。近くにはショッピングモールがあって買い物はほとんどここだった。大通りは西に行くとマリノアというショッピングモールにつながり、ここは屋上に観覧車があった。東に行けば百道で市の博物館、福岡タワー、ヤフードームやシーホーク、ホークスタウンが広がっていた。

 夕食を済ませると少年剣道の日だったので、中学校の体育館に行った。十階以上の高層住宅に囲まれた中学の敷地は海からの風から守られる形である。稽古は午後七時から始まった。ヒロは先生に挨拶して楽屋で着替えた。小中学生は各学年六・七人である。それに一般の大人が平日は四・五人、土曜の夜は十五人ほど来た。先生は二人とも七段で還暦を過ぎていた。

 

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