その先へ飛ぶこと〔60〕
前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m
30分で答案を出してきた者が二人いた。一人は白紙、もう一人は日・英・米の鉄道経営の比較だけ。白紙の者は駄目だろなぁと思いながらトモヒロは半分だけ書いた者の答案に目を通した。35分あたりからポツポツと提出する者が出て、50分あたりでピークになった。60分を過ぎて残っている者は20人で、このあたりはビッシリ書いているという感じである。最後までいたのは4人だった。
答案をまとめると事務室に行って挨拶し、もう一度10階の控え室に行ってみた。専任の教員が二人、コーヒーを飲んでいて研究の息抜きをしているという感じである。話している中身が「東北の被災地にボランティアへ行った学生の単位取り扱い」というのはどこも同じかなと思った。
来る時はJRの在来線快速電車で博多駅から小倉駅に移動したが、帰りはモノレール駅の下にある停留所から高速バスに乗ることにした。バスは乗客が5人くらいで、モノレールと分かれるところで10人、高速道路に入る直前の中谷で15人となった。
二つの長いトンネルを抜け、鞍手と古賀で乗り降りがあって12人で福岡の都市高速に入った。JRの貨物駅に来るあたりでは太陽は完全に沈んだ。天神のバスセンターに着いたのは午後七時である。そこから地下鉄に乗り換えて家で遅い夕食を取った。
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