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2013年12月 3日 (火)

その先へ飛ぶこと〔56〕

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

「ところで、東北の津波被災地では、早期復旧のために一時的にバス専用道路にしたいということをJRは言っているみたいですね」

「しかし、鉄道じゃないとイヤというみたいだね」

「道路のほうがメンテナンスコストも安いんじゃないでしょうか。それとオペレーティングコストも」

「だから理の世界と情の世界の対立になっているんじゃないかな」

「難しい問題ですね。そういえば台風被害で廃止になった高千穂鉄道は結局コストの問題ということでしょうか」

「一番奥の被害を受けていない地域には東洋一の高さの鉄橋があったよねぇ。そこにトロッコ列車という案もあったみたいだけど」

「鉄道が被害を受けやすいのは古い土木技術で造られたからで、高速道路は新しい技術という説もあるみたいですが」

「その高速道路も老朽化が問題になると思うよ。一番古い区間がもうすぐ五十年だからねぇ。九州も一番古いところが四十年くらい」

 研究室の中はエアコン設定を高くしているので涼しさが全くなかった。もし玄海原発が動かない状態で火力発電所にトラブルが起きたら・・・小倉の火力は60万キロワット 九州の所領が千五百万とすると使用率九十六パーセントのところで限界になる恐れがあった。

「鉄道会社もいろいろと節電対策してますが、スピードを落とすというのはやはりダイヤで問題なんですかねぇ」

「自足三百キロののぞみを昔の二百七十キロにするだけで、運動エネルギーは八割だからすぐカットできるんだけどね」

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