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2013年10月 8日 (火)

ロンゲストマーチ(38)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 応援団室は太鼓や分解した校旗を置くと五メートル四方のスペースのみである。一人だけバーベルで筋力トレーニング、あとは応援の基本動作を一人ずつやってチェックを受けるというものである。四月に新入生を3日間の恐怖にさらした応援練習はまず校歌だった。終わってからのエール交換「フレー フレー K倉」の指揮、これは団長の担当だった。

 校歌は勝ったときはもちろん歌うが、負けたときは逍遥歌を慫慂とした心持で歌った。創立五十年を記念して作られたもので一番から六番まであった。六十周年記念の応援歌は「白雲去来す足立山」で始まり「野望を抱け我が健児」「闘志を燃やせ我が健児」「勝利を目指せ我が健児」「ともに進まん我が健児」と四番を締めくくった。

 さらに「白帆は飛ぶよ」というのがあってこれは「フレー愛宕 フレー愛宕 愛宕愛宕フレー」と連呼した。愛宕は野球場の後ろにある標高三十メートルの丘である。「愛宕おろしに鍛えたる」というのはここから来た応援歌でメロディーはリパブリック賛歌だった。そして「愉快なり」は点が入ったときに肩を組んで歌うもので、「オタマジャクシはカエルの子」のパロディだった。

 ブラスバンドの演奏を使わないものとしてはツバメ返しで、太鼓を打つリズムを変化させた。これは応援団員の中でかなりテクニックを必要とするものだが、栄作は家でも練習してマスターした。あとは全員の前で「諸君」というと「何だ」と応じ、その他の檄には「おぉぉ」と応じるのがK高のスタイルである。

 そして定番のコンバットマーチは「パーパ パパパ K倉 パーパ パパパ K倉 パッパ パパパパ オー パッパ パパパパ オー パーパ パーパ パーパ パパパパ ○○倒せ オー」 というように連呼した。最後にロンゲストマーチというのがあって、これは山本リンダの「狙い打ち」のメロディーである。

 パパパ パパパ パパパパパ パパパ パパパ パパパパパ で「狙い撃ち」となるのだが、この曲を使うのはリードされた状態で、最終の攻撃が必ずこれだった。J高戦もS高戦もこれで終わってある意味苦味のアル曲だった。

 

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