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2013年9月 5日 (木)

ロンゲストマーチ(5)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 国道10号線に面したオレンジ色のタイルの二階建てのビルは一階がパン屋・散髪屋・不動産屋で、二階にZ塾が入っていた。教室が二つに事務室があり、窓には中学受験の実績が貼られていた。L中1人、長崎にあるS中3人、M学園11人、付属中6人という状況である。日曜日は朝9時から夜7時まで二つのコースの授業が詰まっていた。

 朝9時からは算数だった。20人入れる教室はほぼ一杯になった。栄作の他に同じ小学校の者は8人いた。みんな付属中を目指していた。他には苅田や行橋から電車でやってきた。駅から塾までは歩いて5分くらいの場所である。窓の下の国道は中津や宇佐方面に向かう車でいっぱいだった。

「長さ80メートルの電車が時速90キロで走っています。電車が鉄橋を渡り始めてから渡り終わるまで16秒かかりました。鉄橋の長さは何メートルでしょう」

「あなたの手元には2000円あります。一個150円のリンゴと一個100円のみかんを買う組み合わせはいくつありますか」

「Aさんが時速四キロで歩きはじめました。三十分後、Bさんが自転車で時速二十キロで追いかけ始めました。BさんがAさんに追いつくのは何分後でしょう」

 もちろん計算問題もたくさんあった。 48÷6+3 とか 25×4-18 とかはそんなに複雑ではないが、L高とかを目指すクラスはもっと複雑な計算をさせられていた。

 授業は一時間で、最初の30分は各自で問題を解き、あとの30分で先生が答えを説明するというやり方だった。栄作は計算問題はこなしたが、図形は答えを出す時間がなかった。

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