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2013年9月 7日 (土)

ロンゲストマーチ(7)

前回までの内容は「文化・芸術」のカテゴリーでご覧ください m(_ _)m

 社会の問題は戦国時代から江戸時代の初めにかけてだった。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という具合に時代の流れをつかむのだが、歴史漫画を読んでいる者はこういうのをよく覚えていた。NHKの大河ドラマは「黄金の日々」で堺の商人を主人公としていてちょうど同じ時代である。

 問題も「黄金の日々」を題材にしたものになっていて、この三人と堺との関係というのを穴埋めする文章だった。大河ドラマもまた歴史の勉強には色々と参考になるものが多かった。堺が歴史に登場するのはここと世界最大と言われる仁徳天皇の墓である。

 地理では四大工業地帯の製品出荷額が並べられてどれが北九州かというものだった。鉄鋼ということで特徴が出ていたが、S製鉄の見学は五年生のときに運よく抽選があたってマラソンで有名になった君原健二の案内で構内を回った。製品展示コーナーには新幹線の一メートルで60キロあるレールの実物が置かれていた。帰りには文鎮としてレールの形をしたものが土産でもらえた。

 国語は漢字の読み書きに小説がでていた。ヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」である。こういう奴いるよなぁと思いながら栄作は問題文を読んでいた。一部分に接続詞の穴埋めがあったりでこの問題文を作るのはどんな風にしたのだろうと思った。

 理科は天体と水溶液である。どちらも計算問題になっていた。そういう点では算数と接点が大きいと感じた。天体はプラネタリウムや天体観測が好きな者には嬉しい出題だろうし、昆虫にやたら詳しい者はそこが出たら嬉しいだろうと思った。栄作はせいぜい天気くらいが興味のある分野というところである。それは野球に密接に関わっているからだった。

 理科の答えあわせが終わると、先生が「男子だけ少し話があります」と言って、茶色い封筒を配り始めた。

 

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