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2013年8月22日 (木)

開高健「裸の王様」新潮文庫

芥川賞受賞作です 選考のとき大江健三郎に競り勝ったそうで・・・ ノーベル賞をゲットしたお方の文体は 夏の疲れた胃袋に天ぷら詰め込むような感じだけど こちらはソーメン まぁ関西人やし 面白いのよねぇ

ストーリーは クレヨン製作会社社長の内気な息子と画家の交流 裸の王様をテーマにした絵の展覧会をやって 大半の子は 西洋風のイメージだったのを その子は「フンドシ姿のお殿様」に・・・ 落選させた審査員に 書いた子の正体を大慌てで告げる主催者のうろたえぶりを皮肉っています

他に収録された作品も 出世作といわれる「パニック」 ある県庁を舞台に ネズミ大発生という事態に いろいろと巻き起こる人間模様を 昔も今も 役人の保身は変わりませんなぁ

「なまけもの」は アルバイトで 選挙運動に関わる大学生 政治理念なんてなし ただ バイト代のために それで候補者は落選してしかも選挙違反 バイト代もらえてないぞぅ 「流彷記」は秦の始皇帝によって万里の長城建設に駆り出された一人民の視点 支配の構造は昔も今も同じ・・・ということ

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コメント

延岡残念だったね。

投稿: ミッチ | 2013年8月22日 (木) 19時19分

「あまちゃん」の応援も 内陸には通じなかったのかな・・・

投稿: イワノブッチ | 2013年8月22日 (木) 21時24分

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