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2013年8月26日 (月)

加賀乙彦「帰らざる夏」講談社文庫

上下二巻に分かれています 最近別の出版社で一つにまとめたものが・・・ 著者は昭和四年生まれで 昭和十八年に名古屋陸軍幼年学校に入校 メチャ頭よかったんですねぇ というかその後 東大医学部出て精神科医に ちなみに陸軍幼年学校というのは 旧制中学の一・二年で受験 3年で卒業すると陸軍士官学校 幼年に入れなかったら中学4・5年で士官を受けるということに 

上巻は 昭和20年8月15日の朝の シーンから始まります この小説 ボーイズラブという観点から 読んでいる人も多いらしい まぁ 女の子のいない学校ですからねぇ・・・ でもそういう趣味はないから  戦争体験談ということで読んでます

幼年学校を受験するまでの思い出 海軍のほうがいいなぁ と思ったことも そして入校直後のいろいろと戸惑ったこと 上巻の最後のほうは戦局が悪化して空襲を受けた状況を「父からの手紙」という形で

下巻のスタートは 玉音放送です そのあと徹底抗戦 陛下の聖断に従う という対立が起きて 主人公は「戦争に負けた最高責任者が生きているのは変 そんな恐ろしいものを見るのは嫌」と ハイ 相思相愛の先輩と一緒に割腹自殺を遂げました 学校の裏山で8月16日に昇るを見ながら ん? これって 三島ユッキーの 「奔馬」を彷彿と・・・

私小説という観点では ラストシーンはもちろん 違うってことになるでしょうけど どこまでご自身の体験だったのやら 

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