枯れた街(25)
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福岡市のテクノスーパーライナー調査、運輸省による鉄道貨物、高速貨物船、メタノール自動車のいずれも4月まで報告書の仕上げとかで大変だった。ゴールデンウィークは小田原のほうに行ったり、成田空港で飛行機を見たりしたが、職場から自宅まで歩いてみるというのもやった。
昼食を小岩駅の近くの食堂でしてから電車で秋葉原まで行き、午後一時に会社の前の交差点からスタートした。万世橋を渡って靖国通りに入ると岩本町に向かい、錦糸町駅の南口に来たのが午後二時である。しばらく行くとJRの線路は左に離れた。小さな川を渡ると江戸川区の小松川で、荒川の長い橋を渡り終えると午後3時を過ぎていた。
歩くスピードが落ちて小岩駅に着いたのが出発してから三時間半だった。このルートは区役所の前を通るので、何か情報を得るには好都合かもしれないと思った。しかし、隅田川や荒川の橋が渡れなくなったらどうなるのか。どちらの川も水上バスが走っているが、渡し舟のような使い型はできそうにない感じである。
ゴールデンウィークが終わってからもう一度、JRの線路の北側のルートを試みることにした。今度は秋葉原デパート一階でカツ丼を食べて職場の前を午後一時出発ということにした。秋葉原の中央通は日曜になると歩行者天国となっていた。ここは電車で来ることが前提という街で、駐車する場所はあまりなかった。
歩行者天国となっているところを五百メートル北に歩くと末広町である。ここは地下鉄銀座線の駅があり、道路公団の最寄り駅である虎ノ門に行くにはここが便利だった。東京では一番古い路線のためか、線路は地下一階というところを走っていた。末広町の交差点で蔵前橋通りに入って東に進んだ。
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