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2013年1月26日 (土)

高橋三千綱「九月の空」角川文庫

著者は昭和二十三年生まれ 団塊の世代ですねぇ 中学・高校で剣道部 カリフォルニア州立大学に留学したそうです 三十歳のときにこの作品で芥川賞をゲット\(^o^)/ 高校一年生の剣道部員が主人公で「五月の傾斜」「九月の空」「二月の行方」と三分作になってます

書き出しが 半年前、刃を振りかざして吹きつけてくる寒風に、首を縮めた。 これって剣道のイメージとつながりますねぇ ライバル 恋 剣道をなぜやるのか(=´Д`=)ゞ  

Nukidou001 やっぱり ←の技の魅力あちこちに出てきますよぉ 人のを見たり 打ったり打たれたりヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

相手の小手が上がり、二寸ほど覗いた黒い胴に、田端の竹刀が突き当たった。焚火から枝が弾けたような透き通った音が響いた。いっせいに白旗があげられた。やった、と勇は呟いた。(95p)

肩を軽くして、手首を和らげた。相手の肩が盛り上がりを見せ、黒い弾丸となって体は前に伸びてきた。勇は体を沈めるようにして前に足をせり出し、胴を抜いた。はじけた音が体育館の中をこだました。ドーあり、と審判が怒鳴った。(148~9p)

やった、と思った瞬間、石渡の姿は勇の視界から消え、不意に黒い影が浮き上がったと思うと、勇の胴がしたたかな音をたて、石渡は勇の傍をすり抜けていた。(153p)

金村の姿がすべるように前に出てきて、斜め下方に斬り込んできた竹刀が、勇の胴を抜いて、小気味よい音が鳴った。斬られた、と勇は思った。(188p)

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