何となく 何とでも(6)
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船溜まりのようなところには遊覧船が浮かんでいた。船内で食事をするような設備だが、営業はしていない雰囲気である。海側にあるホテルはそんなに古くない感じで、海峡プラザという土産物や食堂の入った建物も近年に作られた感じだった。1階にある「焼きカレー」を売り物にした店はみんな入れる状態だったのでここにした。
運ばれてきたのはグラタンのようなものだった。一人500円の負担で残りは私が出すということにしたが、クレジットが使えないのが残念である。とにかく決済は東京と福岡を往復するマイルを貯めるというのが第一になっていた。それからどこに行くかということになったが、海峡を見下ろすタワーに向かうグループと鉄道記念館に行くグループに分かれた。私は鉄道記念館のほうである。
門司港駅の山側には何本もの線路が並び、一番端の部分に展示車両が置かれていた。入り口を入ると蒸気機関車、その奥に電気機関車、電車という順番である。一段高くなったところに赤レンガの建物があって元は九州鉄道の本社だった。中に入ると一回には電車の運転シミュレータに模型のレイアウト、明治時代の客車、二階に上がると様々な展示物や史料館まであった。
帰りに小倉駅で乗り換えたのは始発の特急で熊本まで行く「有明」である。メタリックの車体に内装はシックな感じで、行きの列車よりもよかった。博多駅まで戻るとそのまま鹿児島線で南に向かう者、地下鉄に降りて天神で乗り換える者と少しずつバラバラになっていった。
夕食は何にしようかと思って一瞬インドカレー店が思い浮かんだが、すぐに思い直して1階のスーパーで安売りシールの貼られた弁当にすることにした。6枚の食パンを日・月・火 水・木・金 と二回のローテで朝食べるということも忘れてはいけなかった。
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